瀬戸市の中心市街地商店街では、有志による店舗が他の事業者と連携することで、新しい商品の開発など、新しい取り組みを瀬戸まちづくり株式会社や瀬戸市役所との協力のもと行っていますので、ご紹介します。

瀬戸焼の廃材から作られた「せとものダンボール」を提供開始

 段ボールメーカーの株式会社マルイチ(本社:愛知県瀬戸市)が、「せとものダンボール」を、2021年11月4日から提供開始しました。
 この「せとものダンボール」は、瀬戸市の地域PRと環境に配慮した、せとやき専用のご当地段ボールとして開発され、瀬戸焼の廃材からつくった紙を使い、瀬戸焼の器を感じさせるパッケージデザイン、瀬戸焼を梱包するために特化した構造でできています。
 製品をつくりにあたり、銀座通り商店街にある「Cafe&Guesthouseもやいや」でものづくりワークショップの講師を務めているツクリテの皆さんに意見を聞きたいと、瀬戸まちづくり株式会社に話をいただき、ツクリテの皆さんをおつなぎし、何度か打ち合わせを重ね完成まで協力をいたしました。
「せとものダンボール」は、マルイチの活動にご賛同いただけた、瀬戸市内の窯元・陶芸作家に対して制作活動のサポートを目的として、提供を予定しているとのことです。
関心をお寄せいただきましたら、ホームージにて詳しく紹介されていますので、ぜひご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000089125.html

空き店舗(旧ヴェルデ)出店者募集について

 瀬戸まちづくり株式会社では、瀬戸市の中心市街地にある商店街において、所有者の意向で貸し出しが困難となっていた空き店舗の解消を図り、空き店舗の利活用モデル事業として、商店街振興に望ましい事業者の選考をする取り組みを令和3年度より始めたところ、このたび、一つの物件を貸していただくことができるようになりました。
 そこで、商店街振興に熱い思いのある事業者に出店していただくことで、今後、様々な交流や賑わいが生まれ、商店街の魅力が高まることを期待し、今回その出店者を募集します。
 募集期間:令和3年10月20日(水)から11月15日(月)

◆詳しくは、出店者募集のHPをご覧ください。
http://www.setomachi.com/akitenpo_verde/

瀬戸茶わん屋めぐり vol.2の開催

 9月18日(土)から10月31日(日)までの間、中央通商店街振興組合主催にて、「瀬戸茶わん屋めぐり vol.2」を開催します。
 尾張瀬戸周辺の陶器小売店8店舗ならびに、飲食店•和菓子屋 8店舗に協力をいただき今回は、『秋の味覚』をテーマとし、陶器店が推しの器を、瀬戸の飲食店•和菓子屋が秋の味覚を担当し、食卓提案をさせていただきます。このコロナ禍で食に対する需要が高まるなか、器や料理を通じて、すこしでも豊かな暮らしになってもらいたいと思いをこめ開催します。

◆インスタグラムにて情報発信をしています。ぜひフォローしてください。
https://www.instagram.com/seto_chawanyamegri/

瀬戸茶わん屋プロジェクト

 「瀬戸茶わん屋プロジェクト」は、中心市街地の商店街振興組合に加盟し、陶器販売店を営む事業者の有志で立ち上げたプロジェクト(リーダー:鐘忠陶器 水野忠輔さん)で、今回のテーマを「家呑み」とし、事業者一押しの器に、料理家である株式会社みのかも代表の長尾明子氏の協力のもと、器にあうレシピを考案し、器に盛りつけ、写真の撮り方やポスター・SNSなどのPR方法など助言を受け、令和3年3月27日(土)から5月5日(水)まで、『瀬戸茶わん屋めぐり』と称して器の販売をします。  このプロジェクトには、山惣陶器、ぬくもりの器わっつ、和洋食器さかえ、鐘忠陶器、ギャラリーもゆ、綱具屋SETORe、かめりあの7店舗が参加しています。それぞれのインスタグラムのアカウントをフォローし、各店舗の器の提案をご覧ください。

◆展示店舗(店舗名をクリックするとインスタグラムにリンクします。)
山惣陶器ぬくもりの器わっつ鐘忠陶器和洋食器さかえ
ギャラリーもゆ綱具屋SETOReかめりあ

◆料理•写真•レシピ提案
minokamo/長尾 明子

新商品開発「PIECE(ピース)」の販売について

 瀬戸まちづくり株式会社は、新型コロナウイルス感染症の影響による「新しい生活様式」に対応するため、中心市街地商店街の事業者と連携して、新しい商品開発に取り組んできました。
 この度、開発した「PIECE」は、漢方等を通して美容・健康をテーマに事業をしている名古屋市千種区の株式会社自然の薬箱と銀座通り商店街「Cafe&Guesthouseもやいや」のワークショップ講師を務める老泉翔太氏(和菓子処三好屋老泉三代目)のコラボレーションにより生まれ、開発には、企画の提案から、開発に向けた打合せ、箱の選定やしおり・POPの作成等に、moyai workshopコーディネーターの高橋順子氏の力添えによって、進めることができました。
 健康に必要なpiece(一片)を体に取りいれるという意味を込めてパズルの形にし、薬膳で基本となる陰陽五行に基づく色とフレーバーを組み合わせ、和三盆の優しい甘さと香り豊かな薬膳の組み合わせを楽しんでいただくことができます。
 この「PIECE」は第60回せと陶祖まつりの開催初日にあわせて販売が始まりました。

◆販売場所(店舗名をクリックすると店舗ページにリンクします。)
(1)Cafe&Guesthouseもやいや(瀬戸市朝日町10)
(2)和菓子処三好屋老泉(瀬戸市大坂町206−4)
(3)自然の薬箱(名古屋市千種区今池1-2-7)
(1)と(3)では、週末などの限定販売を行います。

◆老泉翔太氏の紹介
 和菓子処三好屋老泉の三代目である老泉翔太さんは、「たねや」で修業し、家業を継ぐため瀬戸市へUターン。 全国和菓子協会から優秀和菓子職に認定されるほどの技術をもっており、その「ねりきり」の技術でつくったカワイイ和菓子がインスタグラムで今話題になっています。
 昨年、和菓子の国家資格である「1級菓子製造技能士」を取得しました。
 和菓子で瀬戸を表現し、積極的に瀬戸市の魅力を発信中。

老泉翔太氏のインスタグラムはこちらhttps://www.instagram.com/01_zumi/

SNSを活用して、商店街をPR!

 中心市街地の商店街には、近年空き店舗を借り、市内外から事業者が入居し、新しい店舗をオープンさせています。そこで、若い女性を対象とした店舗のPRを通じて、商店街全体のPRを行うため、金城学院大学国際情報学部畠山ゼミの学生の皆さんに意見を聞きながら、動画の撮影・編集をしてもらい、YouTube等のSNSで発信しています。

撮影・編集した映像はこちらからご覧いただけます。https://www.youtube.com/channel/UCj0fCCSWz9gKxtvjvoBhLmg

ローカルまちづくり番組 ハジ〇ツーアズ in 瀬戸

 瀬戸まちづくり株式会社では、例年空き店舗ツアーを開催していましたが、新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、ツアーに代えて、市内外のチャレンジ精神旺盛な若者や起業家による空き店舗の活用を促すため、商店街で撮影を行い、SNSを活用したオンライン配信番組「ローカルまちづくり番組 ハジ〇ツーアズ in 瀬戸」を開催しました。
 この企画は、さかさま不動産を行う株式会社On-Coの協力で実施しました。
 左の画像をクリックし、番組をご覧ください。商店街の魅力や空き店舗に入居した事業者、撮影時点での空き店舗の情報や支援策などについてご覧いただけます。

<さかさま不動産について>
 借りたい人の想いをPRすることでそれに共感してくれたオーナーが物件を紹介してくれる不動産マッチングサービス。

詳しくは、こちらからhttps://sakasama-fudosan.com/